想いでのニット帽

美羽さんから貰ったスマホケースです。


細かく丁寧に編んでいるなと思います。

 私には細かい手仕事は無理なので(不器用なんですね) キチキチ編み込み出来るのがすごいなと

思ってます。 



なんでこんな風に3D化するのか分からない。 器用な人を尊敬します。↓


 



 さて、そんな美羽さん毛糸作品についての思い出を頂いたのでご紹介します。 
 
 
私には思い出の帽子がある。 
それは子供の頃過ごした雪国で毎日毎日かぶった 母の手作りの帽子。


 少し変わった形をしていて 頭に合わせて耳の下まですっぽり覆い、
 顎の下で紐をボタンで止めていた。
 ボタンは真ん中がオレンジ色で 花びらが透明なお花の形をしていた。
 当時同じ形の帽子をかぶっていたのは妹だけ。

 私は彼女が大好きだからお揃いがとても嬉しかった。


 ふたつの帽子はオレンジ色とクリーム色の毛糸を 量を変えて編まれていた。
 毛糸は色のボリュームで、違った色に見える。 
私の帽子はオレンジ色、妹の帽子はクリーム色。
 だけど帽子が同じ毛糸で編まれているのを わかるよう側面に、
オレンジ色とクリーム色の 市松模様をかぎ針で編まれていた。


 自分が編み物をするようになって、 あの帽子を前よりいっそう愛おしく思う。 そのうち自分でも編んでみたいと思う。



 素敵な思い出を教えて頂きありがとうございます。
お母様の愛情や美羽さんと妹さんの関係が 伝わりますね。
 
ハンドメイドの素敵なところは 作り手の愛情を作品から感じ取ることが出来る点 です。 


美羽さんも自分で作りながら 使う人のことを想いながら編むのかな、 手にした時の顔を思い描いて、 喜んでもらおうと作成しているのだろうと思います。

自分の作品と言うのは、 愛情を込めて作るから我が子のように 感じるのではないかと思います。

 
美羽さんの素敵なエピソードを作品と共に これからもお伝えしていきたいと
思います。 作家がどんな人物なのか、その人が作った 作品がどんなものか
興味をもってファンになって 貰えることが出来ればとても嬉しいです。



Shop 美鶴屋

ご覧いただきありがとうございます。 手作りショップ「美鶴屋」(みつるや)です。

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